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2025年臨床眼科学会体験記
第79回日本臨床眼科学会が11月に大阪で開催されました。当教室からは門之園教授の特別講演を始めとし多くの発表がありました。専攻医1年目で発表を行った、野口先生から体験記をいただきました。
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第79回日本臨床眼科学会に参加させていただきました。
大変光栄なことに、学術展示にて発表の機会をいただきました。
私にとって学会発表自体が初めてであり、慣れない準備などで手間暇かかってしまいましたが、上級医の先生方が親身に相談にのってくださり、無事に学会の日を迎えることができました。当日は他病院の先生方から非常に有意義な質疑応答・アドバイスをいただき、現地で直接フィードバックを得られたことは何よりの収穫でした。
また、現地では臨床眼科学会ならではの経験を数多く得ることができました。臨床診療においてご高名な先生方の、各分野におけるプロフェッショナルなご講演を実際に聴くことができ、知識のアップデートとともに、改めて高みを目指すよい刺激となりました。
さらに、AI画像診断やOCT/OCTAの最新解析技術についての発表が非常に興味深く、今後の診断の流れがどのように変わるのかを実感しました。「眼科×AI」の進歩の速さを肌で感じ、専攻医として早い段階からこれらの技術に触れておく重要性も感じました。
今回の学会で得られた貴重な経験を日々の眼科診療においても存分に活かしつつ、今後はより実践的な研究にも取り組み、積極的に発表していきたい所存です。
野口 裕貴
