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オックスフォード大学留学レポート
こんにちは。田中慎と申します。
2月よりオックスフォード大学眼科に留学させていただいており、近況をレポートしたいと思います。
オックスフォードは大学で名高い学園都市で、複数の「カレッジ(college)」が集まってUniversity of Oxfordを構成しています。街中には、1300年頃に建造された歴史的建造物をはじめ、由緒ある建物が数多く立ち並び、街全体が長い歴史と伝統に包まれています。
私が勤務しているJohn Radcliffe Hospitalは、街の中心部から少し離れた場所に位置しています。同じ建物内に眼科の病院機能と研究施設(lab)が併設されており、PhDとMDが日常的に交流しながら、臨床と研究の双方に取り組むことができる大変恵まれた環境です。
毎週木曜日にはMacLaren教授によるレクチャーが開催され、アメリカ、シンガポール、中国、イタリア、サウジアラビア、オーストラリア、ポルトガルなど、世界各国から集まったフェローが参加しています。講義内容は非常に興味深く、加齢黄斑変性に対する自家RPE-脈絡膜移植や、RDS変異による網膜変性症に対する遺伝子治療など、基礎研究から臨床応用まで幅広いテーマが扱われています。基礎と臨床を有機的に結びつける構成となっており、大変勉強になる貴重な機会です。
参加者は世界各国から集まっており、英語を第一言語としない環境の中で、自身の語学力を言い訳にできない状況でもあります。日々刺激を受けながら、研鑽を積んでおります。
2月末になり、徐々に気候も穏やかになってきました。日の出ている時間も少しずつ長くなり、皆が春の訪れを心待ちにしています。
また近況をご報告いたします。

外来での写真。一番左が筆者。

歴史を感じる街並みです。左手に見えるのはcollegeです。